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MEN'sの部屋

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ROUTE 66とは?

☆商品紹介☆/☆ROUTE66とは?☆/☆ROUTE66のライセンスプレート☆/☆HARLEY-DAVIDSON☆/☆おもしろライセンスプレート☆



ROUTE 66つまり国道66号線はアメリカ合衆国中西部・南西部の8州を通り、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた。全長3,755km(2,347マイル)におよぶこの国道は連邦最初の国道の1つとして1926年11月11日に創設された。

国道66号線は大陸を横断する国道として、アメリカ合衆国南西部の経済・産業の発展に大きく寄与した。人々はこの国道によって栄え、州間高速道路網の建設が進んでもなお、この国道を守るために立ちあがった。20世紀中盤の映画や音楽などポップ・カルチャーの中にも多く登場し、多くの人々に愛された道であったことがうかがえる。

しかし、1985年、国道66号線は廃線となり、州間高速道路に取って代わられることになった。現在では、旧国道66号線(Historic Route 66)として、国指定景観街道(National Scenic Byway)に指定されている。

「ルート66」と呼ばれるこの国道にはいくつかの別名があった。

1.グレート・ダイアゴナル・ウェイ(The Great Diagonal Way) - 国道66号線が創設されたとき、他の国道とは異なり、その一部、シカゴ・オクラホマシティ間を斜めに結んでいたことからこの名がつけられた。
2.メイン・ストリート・オブ・アメリカ(The Main Street of America) - 国道66号線のプロモーションに使われた。国道40号線もこのように宣伝されたが、国道66号線のほうがより成功を収めた。
3.マザー・ロード(The Mother Road) - ジョン・スタインベックの小説、「怒りの葡萄」の中でこのように呼ばれ、この国道の別名として定着した。
4.ウィル・ロジャース・ハイウェイ(The Will Rogers Highway) - 1952年に国道66号線協会(US Highway 66 Association)によって「公式」な別名として定められた。


国道66号線は以下の8州を通っていた。

イリノイ州
ミズーリ州
カンザス州
オクラホマ州
テキサス州
ニューメキシコ州
アリゾナ州
カリフォルニア州


ポップ・カルチャーの中の「ルート66」 [編集]
国道66号線は廃線となったが、「ルート66」は企業の名前として、あるいは文学、音楽、テレビドラマなどでその名が生き続けている。

ガソリンスタンドのフィリップス66(Phillips 66)はその一例と言える。オクラホマ州内での国道66号線はほぼ平坦な直線道路だったため、1920年代後半にタルサの石油会社がガソリンの新製品のテストに使用した。テスト中、検査員の1人は速度計を見て「車は時速66マイル(約106km)で走っているようだ」と言った。このときの車の速度と国道の番号をかけて新製品は「フィリップス66」と名付けられた。フィリップス66は現在においても販売されている。

1940年、カリフォルニア州の作家ジョン・スタインベックは『怒りの葡萄』を発表した。この小説にはカリフォルニアに移住するために西進するオクラホマの農家が描かれた。作品中、一家は偏見や貧困といった様々な問題を乗り越え、明るい未来を求めて西へ西へと進み続ける。この小説の中で、スタインベックは西へと向かう道の描写に1節を費やし、節の内容をオクラホマシティと国道66号線に集約させた。この作品の中では、国道66号線は「マザー・ロード」と記された。この「マザー・ロード」は、現在でもこの国道の別名として残っている。後にこの小説がピューリッツアー賞を受賞したことにより、この国道の知名度はさらに高まった。

1946年、ジャズピアニスト・作曲家のボビー・トゥループは、自ら国道66号線を走ってカリフォルニアへ赴き、『ルート66』という楽曲を書き上げた。楽曲のタイトルはトゥループの最初の妻、シンシアが思いついたものであった。ナット・キング・コールの歌唱によりこの楽曲は大ヒットした。この後、この楽曲はジャズ・スタンダードの名曲としてローリング・ストーンズを含む数々のアーティストにカバーされることになった。

「ルート66」にちなんだテレビドラマも放送された。中でも代表的なのは1960年から1964年にかけてCBS系列で放送された『ルート66』である。ドラマ中、シボレー・コルベットに乗った2人の若者、トッド(Tod)とバズ(Buzz)は冒険を求めてアメリカ中のハイウェイを走っていく。しかし、多くのシーンはロケで撮影されたにも関わらず、またタイトルとは異なり、実際には国道66号線がロケ現場となることはほとんどなかった。このドラマの放送をきっかけに、コルベットは「ルート66」に最も関係の深い車となった。
ゼネラルモーターズには、コルベットと並んで「ルート66」に関係の深い車、キャディラックがある。テキサス州アマリロの近くにはヴィンテージもののキャディラック10台を並べ、先頭を地中に沈めて立たせたキャディラック・ランチ(Cadillac Ranch)というモニュメントがある。

スポーツの世界にも「ルート66」にちなんだ名前が存在する。NBAの下部リーグ、ディベロップメント・リーグ(Development League)のタルサ・シックスティシクサーズは国道66号線にちなんで名付けられた。野球のマイナーリーグにも、インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ(Inland Empire 66ers)というチームがある。

「ルート66」にちなんだファッションとしては、Kマートで売られているジーンズのブランド、「ルート66」が挙げられる。

1995年に公開されたディズニー社の映画、『グーフィーとマックス ホリデーは最高!』(原題A Goofy Movie)では、グーフィーとマックスが国道66号線を走ってバカンスに出かける。同じく2006年夏公開のディズニー社の映画、『カーズ』は国道66号線を主舞台としている。この映画は当初『ルート66』というタイトルで公開される予定であったが、1960年代のテレビドラマ(前述)と混同しやすいという理由から改名された。

アメリカ合衆国のドラマ『プリズンブレイク』にもルート66は登場し、ドラマの個別タイトルにもなっている。


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